WordPressを導入したら、もしものためにバックアップを取っておきましょう。
ワードプレスはPHPの知識が少なくても、お手軽に動的サイトが運営できるのですが、新しいバージョンへの更新もお手軽すぎて、トラブルに会う人も少なくありません。
私もそのうちの1人なのですが、私は何でも自分でやってみたい性分なので、WordPressを使い始めた初期のころにはいろいろと、失敗をしました。
「データベース」を削除してしまったり、「wp-config.php」を書き間違えてサイトが表示されなくなってしまったり・・・いろいろやらかしましたが、最悪だったのはサーバーの「PHP」のバージョンアップと、「MySQL」のバージョンアップを間違えて行ってしまった時でした。
あれは最悪でしたね。
データベースが全部削除されてしまったので、「WordPressサイト」と「MTサイト」が5サイトほどあの世に行ってしまいました。
「PHP」のバージョンアップと、「MySQL」のバージョンアップを間違えるなんて、天然もいいところです。
言い訳をすると睡眠時間を削って作業していたので、思考回路が働いてなかったんですが、そのときには一瞬で目が覚めました。
あとは、お客さんが、FTPクライアントソフトでWordPressのファイルを全部消去してしまったので何とかしてくれとか、いろいろありました。
しかもバックアップと取ってないっていうし・・・・・まあ、データベースさえ消えてなければ復活は出来るので、すぐに復活できましたが、とにかく、バックアップさえとっておけば何が起こっても怖くないんです。
今のところ知っている事例は・・・というか私の体験も含まれますが、
■WordPressのバージョンアップをしたらデータベースが壊れた。
■WordPressのバージョンアップをしたら、サーバー側のPHPのバージョンが、新しいWordPressのバージョンに対応していなかった。
■WordPressのバージョンアップをしたら、プラグインがその新しいバーションに対応していなかった。
■プラグインのバージョンアップをしたらデータベースが壊れた。
サーバー側では
■PHPのバージョンアップをしたら、今使っているWordPressのバージョンがバージョンアップしたPHPに対応していなかった。
■MySQLのバージョンアップをしたら、データベースが消えてしまった。
■WordPressのファイルの中身を削除してしまった。
他にもあった気がしますが、すべてにおいて共通していることは「バックアップ」をとっておけば、いくらでも復活できるということです。
では、WordPressのバックアップを取っておくとは、何をバックアップすればいいのかと言うとそれは、データベースとWordPressのファイルです。
データベースはプラグインで自動バックアップする方法と手動でバックアップする方法の2種類があります。
自動でバックアップをする場合はプラグインが正常に動かなかったときのことも考えて、たまに手動でもバックアップしておきましょう。
データベースをバックアップするプラグインはいくつかありますが、私が使っているのは「BackWPup」と「wp-dbmanager」です。
⇒ WordPress のデータベースを手動でバックアップする方法
⇒ WP-DBManagerでWordPressのデータベースを自動バックアップする
⇒ BackWPupでワードプレスを自動バックアップする方法
WordPressのファイルは正確に言うと、中にある「wp-config.php」さえバックアップしておけば、後で何とかなりますが、どうせならファイルごとバックアップを取っておきましょう。
正確に言えば「wp-config.php」が消えてしまっても復活させることは可能ですが、時間がかるし、かなり面倒なので、やはりファイルごとバックアップをとるのがベストでしょう。
コメント